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どんなに気を付けて乗っていても、突然起きるトラブルを100%避けることはできないものです。そんなとき、大切なのは「あわてない」こと。二次災害を起こさないよう、落ち着いて対処しましょう。

3  ブレーキから異音がしたら

キィー、キィー音がしたら要注意!
ブレーキ・ペダルを踏むたびに、キィー、キィーという金属音がしたら、ブレーキのパッドが限界まですり減っているおそれがあります。また、クルマによってはパッドの残量がわずかになると、警告灯で知らせる機構がついています。安全性確保や他の部品への悪影響などを防ぐためにも異音などがしたらすぐに整備工場で点検してもらいましょう。



4  踏切からの脱出方法

踏切内でのエンストで、エンジンがかからなくなってしまった場合などの脱出方法
● AT車の場合
AT車の場合はセル・モータの力で走行すること
が不可能なため、大急ぎで救助を頼み、脱出す
るしかありません。
その場合はシフトレバーを「N」レンジにして
おくことが必要です。
● MT車の場合
MT車の場合は、ギヤを1速(あるいは2速)、
またはR(リバース)に入れ、クラッチ・ペダル
を踏み込まないでエンジン・キーを回し、セル・
モータの力で走行することで踏切から脱出するこ
とができます。
※踏切内でクルマが動かなくなった場合は、速やかに車を降りて警報機側に設置されている非常ボタンを
 押しましょう。非常ボタンがない場合は、発煙筒を使うなどして列車に自車の存在を知らせましょう。



5  高速道路でトラブルが起きたら

 停止表示板および非常点滅灯の使用を忘れずに
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必ず路肩に止めて、非常点滅灯
をつけるのも忘れないようにし
ましょう。
停止表示板は後方からのクルマ
が確認しやすい位置に置きます。
(目安として30m程度)
携帯電話もしくは、お近くの非常
用電話にて助けを呼びましょう。
※故障や事故で高速道路上に停車する場合は、同乗者と一緒にガードレールの外側に避難しましょう。
 橋や高架など、ガードレールの外側に退避できない場合は、追突等の巻き添えにならないように、
 ガードレールに身を寄せて車より後方に避難しましょう。



6  発炎筒の点火の仕方

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発炎筒は、通常助手席の足元(左下部)に備え
つけられています。
本体をひねりながら取り出します。


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キャップ頭部のすり薬でこすり、着火させます。
発炎筒を設置して他のクルマ等に危険を
知らせます。





発炎筒には、有効期限があります。
期限切れの場合は交換しましょう。
※いたずらで発火する恐れがありますのでお子さまには、触らせないでください。


 運転中にはさまざまなトラブルが予測されます。
 トラブルが発生した場合、あわてずに対処することが何よりも大切です。






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